難しいね
里親さんを探すとき、どの団体さんも個人さんも条件を付けています。
それはそれで、当たり前だと思うのです。
全体数の中で、幸運の出会いによって、殺処分や、外で誰にも気づかれず死んでいく事を免れる事が出来た、ごくわずかな命です。
幸せになってほしい。絶対に見捨てるような人には譲渡したくない。その子を慈しみ、その子と一緒にしあわせになってくれる人に、その子の残りの命を託したい。
そう思うのは当然の事。だからこそ、みなさん自分の時間を削って踏ん張って、頑張っていらっしゃるのだと思います。
その条件の中に高齢者、単身者には譲渡出来ません、という項目があります。
高齢者といった場合、どのくらいからが高齢者なのかな?
今は70代、80代でも元気で人生を謳歌している方も沢山いらっしゃいます。猫は長ければ20年は生きるのですから、子猫の譲渡は難しいかもしれないですね。でも、その方が自分に何かあった時、一緒に暮らしている子のその先のにゃん生を保障する手立てがあるのであれば、おとにゃ猫の譲渡はあってもいいのではないか、とも思うのです。子猫はまあ、元気でうるさいですから、そういった意味でも難しいとは思いますが。
単身者はお断り・・・・kerikeriも、単身者です。仕事をしていますので(働かなくても暮らしていけるお家の生まれではありません(笑))お留守番時間はあります。短ければ数時間ですが、長いときは半日以上に及ぶ事もあります。にゃん数分の自動給餌器を用意し、空気の入れ替え、冷暖房その他。猫ずが出来るだけ快適に留守時間を過ごせるよう気を付けていますが、それでも、大丈夫かな?と不安になることがないとは言いません。
でも、kerikeri家の3にゃんは幸せだと思います。(そうであってほしい!(笑))みんにゃ、穏やかな顔をして、ふくふくで、毛並もよく、甘ったれで、帰宅するとみんにゃでお出迎えしてくれます。kerikeriが預かりを始めたせいで、若干のストレスがかかっていますが、猫なりに、この子達は仮住まいだな、と理解したらしく、それなりに受け入れてくれています。
今のkerikeriの頭の中は、何かあったとき、預かっている子も含め、5にゃんとどうやって避難するか?それだけです(笑)
kerikeriが猫を猫かわいがりしている事は仕事仲間も家族もみんな知っているため、万一kerikeriに何かあっても、猫が気付かれず、という事にはならないでしょう。
家族があっても、猫や犬を捨てる人もいます。単身者でも可愛がって慈しめる人もいます。結局、条件というのはその人の人柄を超えるものではないと思うのです。でも、個人的なつながりがない限り、人柄を短時間で見極めるのは難しく、各種条件付けが必要な事もわかるのですが・・・・
と言うか、本当に一緒に過ごせる人は、自分の生活の中でワンちゃんや猫ちゃんと共に歩む事が可能か、自分で見極められる人なのだとは思いますが。
これから、ますます単身者が増えていくだろう日本。里親募集を見るたびに、譲渡条件のところで色々考えてしまう今日この頃でした。
最近、性善説は成り立たないような気もするですしね・・・・(;-_-) =3
kerikeriも、至らない飼い主脱却をめざし、日々努力です(笑)
後、自分に何かあったときの手立てをもう少し具体的にしないとな。うん。
通常の猫さん記事はこの下にあります(#^_^#)