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幸せ駅ひとつ前

被災にゃんの一時預かり日記。幸せな家族の元に嫁ぐまで仮の宿を提供しています。

立派な猫バカができるまで・その3

ご飯はおばさんから貰っていたとはいえ、2匹もお母さんも野良っ子。人には絶対に触らせませんでした。かろうじておばさんがご飯中にちょっと触れるだけ。

でも、私は2匹のうち、シマと呼ばれていた子とどうしても仲よくなりたくなったのです。どうしてもう1匹のハートではなかったのか、それはわかりませんが、兎も角一度も猫のお世話も飼ったこともない私が、野良っ子のシマと仲よくなる!という壮大(大げさ)な野心を抱いたのです。

 

知識も何もないし、下手にご飯をあげるのはよくないだろうと考えた私は、兎も角都合がつく限り、ごはん時間に餌場に行くようにしました。そして、特に何もせず、おばさんとおしゃべりをし、ご飯を食べた猫たちが去って行ってから仕事に戻るという事を繰り返したのです。

猫ズと一緒におばさんがご飯を持ってくるのを待ちながら、シマやハートに話しかけ、おばさんと一緒に猫ズがご飯を食べるのを見守る事数か月。少しずつ、シマが私が近くに行っても避けなくなってきました。公園の塀越しであれば撫でさせてくれるようになりました。おばさんから貰ったご飯を手から食べてくれるようになり、道路脇の石垣の上に座った私の横にくっついて、食後の一眠りをしてくれるようになりました。

 

たまに私の仕事が終わる頃、シマが現れて、暫く撫でた後、一緒に道を歩いた事もありました。その後シマは公園の中へ、私は自宅に帰ったのですが・・・・

 

おばさんからは、そこまで懐かせたのだから、引き取って、と何度も頼まれたのですが、当時私はペット不可の賃貸に住んでおり、お外の生活を満喫しているシマをウチの中の生活になじませる勇気も知識もなく、餌場を中心としたシマとのランデブーを楽しみつつ、シマの生活を心配するという日々でした。

 

その4に続く